ご不明点があればお問い合わせください、の英語表現
監査の現場では、クライアントへのメールや報告書の頭紙などで、
最後のほうに、「ご不明点があればお問い合わせください」などと
書いたりしますが、これは英語でも全く同じです。
ではこれは英語でどう書くのでしょうか。
一番シンプルで日本人にもわかりやすいのは、
If you have any questions, please contact me.
でしょうか。
「遠慮なく」という意味を付加するために後半を
please don't hesitate to ask me.
please feel free to call me.
と書くなど、いろいろ派生バージョンがあります。
最初見て面食らったのは、前半が、
Should you have any questions,
となっていたときです。
should を倒置させると if になる、と高校の
英文法で習ったのを10年ぶりぐらいで思い出しました。
当時は、ネイティブだってこんなややこしい言い方しないだろう、
と思っていたのですが、ビジネスの現場ではよく見かけました。
Please contact me should you have any questions.
と、前半と後半が入れ替わり、コンマが省略されると、
日本人にはさらにわかりにくいです。
(ネイティブはけっこうコンマを省略するので困ります・・・)
この文自体が文章全体の中では独立して書かれるため倒置しても
比較的わかりやすいですが、長文の中に埋もれて出てくると、
一読しただけではよくわかりません。
高校のときの英文法の教科書を捨てなければよかった、とつくづく思いました。
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shallとshouldの違い
日本では should は、?すべきである、と訳すと中学校で習うため、
shouldは日本人にとってみると、かなり強い意味となります。
P/O should be approved by the department manager.
(発注書は部門のマネジャーに承認されるべきである)
などと指摘事項に書かれると、日本人は、絶対やれ、
と言われているような気になります。
では、このshouldがshallになったらどうなるでしょうか?
もっと強い意味になります。
shallはmustと同じであり、shouldはrecommendedと同じである、
と私は社会人になってから習いました。
shouldがrecommendedと同じであるならば、
?すべきである、というのは訳として不適切だと思います。
カナダのPrivacy Act(日本の個人情報保護法のようなもの)の翻訳を
したことがあるのですが、条文中で確かにshallとshouldが使い分けられていました。
企業が本当に守らなくてはいけないこと(=守らなかった罰則があること)と、
推奨事項とを区別しているのでしょう。
一応、確認しておこうと、ネイティブのパートナー(監査法人の偉い人)の
ところに行って、shallはmustと同じであり、shouldはrecommendedと
同じ意味でいいんですよね?
と聞いたら、
「両方とも同じ意味だよ」、と言われました・・・ orz
じゃあ、何で使い分けるんですか!と食い下がると、
English is a silly language. (英語はアホな言語だから)
とのたまうではないですか・・・・
納得いかずあれこれ説明したら、
「ああ、そうだね。その通りだね」
と、あっさり肯定・・・ orz
ネイティブといえども法律用語の使い分けについては
必ずしも詳しくないようです。
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クライアント提出前に必ずスペルチェックを!
今は多くのメールソフトに英語のスペルチェック機能があります。
私は英語版のOutlookを使っていたときは、全てのメールについて
送付前に自動的にスペルチェックしてくれる機能を使っていました。
びっくりするほど間抜けなスペルミスを見つけ、何度も落ち込みました・・・・
Wordにもスペルチェック機能がありますので、メールだけでなく、
監査調書や報告書も必ずスペルチェックしました。
OutlookやWordは、正しいスペルの候補を示してくれ、
クリック1つで修正してくれるので便利です。
クライアントからすれば、監査人が英語のネイティブであるかノンネイティブで
あるかは全く関係なく、「金払ってるんだからちゃんとした英語を書いてよこせ」
ということになります。
なので、せめてスペルミスぐらいは事前になくしておこう、と思っていました。
みなさんもクライアントに出す英語文書には特にご注意を・・・
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何かがない、の英語表現
何かがない、という場合は英語でどう表現するのでしょうか。
日本人にとってわかりやすいのは、
There is no ----.
かなと思います。
私が10回は見た大好きな映画「Rocky 3」の中で、練習を途中で切り上げ
明日にしようと言う主人公ロッキーに、親友アポロがこういいます。
There is no tomorrow !
アポロはアクセントを is に置いていましたね。懐かしいなあ・・・
余談ですが、「there is no tomorrow」でググると、you tubeで
該当部分の動画が検索結果の一番上に出てきます。(投稿日現在)
さて、本題に戻りますが、何かがない、をいつも There is no ---. を
使っていると単調になります。
そこで文頭に No を持ってくる文章も使ってみるのをオススメします。
No documented procedure exists.
文書化された手続が存在しません。
No exceptions noted.
例外事項なし。
などのように使います。英語っぽいなあ、と思って私は好んで使っていました。
No exceptions noted. は、No exceptions were noted.
ではないのか? と思われるかもしれませんが、
were は省略されることが多いです。
日本語でも、「例外事項は発見されませんでした」、と書くより、
簡潔に「例外事項なし」のほうがすっきりしていますね。
学校で英文法を叩き込まれる日本人としては、このような省略に
最初は違和感があるかもしれません。
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頻度を表す英語
指摘事項を書くときに、頻度を表す英語によく遭遇します。
月次はmonthly、週次はweekly、などは簡単ですが、
報告書では、「場当たり的に」実施されています、
と批判したり、「定期的に」実施することが望まれます、
と提案したりすることが多くあります。
内部統制としてのルールが定まっていないときによく使いますね。
場当たり的に on an ad-hoc basis
定期的に on a periodic basis
といいます。
この on a(n) ---- basis というのはとても便利です。
継続的に on an ongoing basis
たまにしか---しない on an infrequent basis
などと使ったりもします。
on an ongoing basis を初めてネイティブから
音で聞いたときは、母音の連続で何といっているのか
さっぱりわからず、紙に書いてもらったのを覚えています。
on のあとに an が来ると、日本人にとっては聞き取り辛いですね。
continuously でもいいんじゃないかと思いますが、
こちらを使う人はいなかったですね。
クライアントに出す文章としては、on a(n) ---- basis
の方がかっこいいのでしょうか?
on an infrequent basis は、出張中の同僚の
留守電メッセージで聞きました。
出張中につきボイスメールはたまにしかチェック
できませんのでご了承ください、というような
文意の中で使っていたと思います。
へー、こうやって使うんだ、と感心したものです。
on a periodic basis を、on a periodical basis
と書いたら、ネイティブの同僚に periodic に直されました。
periodic も periodical も意味としてはどちらも
同じだと思っていたのですが。
ネイティブにとっては不自然なのでしょうか。
英辞郎 on the WEB でも、on a periodic basis
は出てきますが、on a periodical basis
は出てきません。
このあたりは深く考えずに暗記しておきました。
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